革のスピーカー② 内部のコダワリ
オーダーメイドにて製作
革製のスピーカー②。
前回ご紹介したスピーカの詳細をご案内します
機材を取り付ける
木製のパーツはお客様からお預かりしました
見どころはフィット感!
木製パーツとの接合は
ノリを使わず
きつめに仕上げた革に
クセをつけながら
ハメ込んで密着させました
内側の素材は
鹿革を採用しています
より自然に近い風合いを目指し
基本的にはノリを使わず
組み合わせのハメ合わせで
本体そのものの形と強度を
補っております
配線は
デザインと補強を兼ねた
革パーツの内側を通しています
内部には
音に影響がない様に
可能な限り不要な凹凸はありません
外側の工夫にて
コード分の厚さを吸収させてあるので
見た目にもスッキリ仕上がりました
とにかく
難しかった~
(*^_^*)
普段なじみの無いアイテムであった事もあり
何とも言えない難易度でございました
正直な所
数年前であったらお断りしていたかも知れない
複雑さがございました(笑)
基本的には「背伸び」せずに
どうしても無理なものは
お断りする事になってしまいますが
日々の製作の中で
その技術や知識が
確実に上達している事を実感できた
記憶に残るご依頼となりました
様々なご依頼
可能な限り
製作に向けて検討致します
お気軽に
ご相談下さいませ
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